ずる休みの日記

誰にでも失敗はある。小さくても前進なのだ

そう、小さくても前進。失敗のブログ始めました

 はてなでブログをはじめました。なんだか書き始めるまでにぐだぐだ、ぐだぐだ考えこんじゃった。

 

始まりは、ちきりんさんの本。「自分メディアはこう作る」すごくいい本だった。


そうか、ブログはメディアだ!人が集まる場所なんだ。

 

私もそんな場所を作りたい!本を読みながらワクワクしてた。
だけど、いざブログを始めるとなると、最初の一言がずっと書けなかった。

 

色んなブログを読ませてもらい、はてなのサービスも調べた。知れば知るほどに、私みたいなのがブログ始めちゃいけない気がしてきた。

 

ブログは量!毎日書いたほうがいい! そういう人もいる。
質だ!コンテンツだ!毎日書くより、良い記事を書こう! そういう人もいた。

 

はてなのルールみたいなのもわからないし、グーグルの分析ツールSEOとかもわからない。色んなことがありすぎて、何から手を付けていいかわからなくなってきた。

 

 

「やっぱり、ブログはやめておいた方がいいんじゃないのかな?」

 

ケータイで色んな記事を読みながら、意気消沈してトボトボ家に帰ってきました。家に帰ってお風呂に入りながらも、ブログのことが頭から離れなかった。明日は朝からバイト。今日も早く寝なきゃ。そう思った時に、ある言葉を思い出した。

 

 

 

「誰にでも失敗はある。小さくても前進

 

これ、私が好きな言葉なんです。

この言葉に何度も、何度も助けられました。

  

私は2014年の春に仕事をやめました。
まだ、うまく書けないけれど、色んなことがあって今も少し引きずっている。やめた時は自分がイヤで仕方なかった。色んな人にご迷惑をかけたし、自分はダメな人間だ。と、何度も何度も落ち込んだ。

 

仕事もない、お金もない、人にも会えない。
生まれて初めての経験。初めての大きな挫折でした。

 

その頃はどうしていいのか分からなかった。何をどう間違ったのか。今を変えるために、何から手を付ければいいのか。全くわからなかった。

 

全てが手探りで0からの出発。仕事もできないし、毎日何もすることがない。過去を振りっては凹み、将来のことを考えてもまた凹む。気持ちだけが焦ってた。寝れない夜も続いた。

 

 

ある日、気持ちを落ち着かせるために、たまたまそこにあったノートに書いた。今の気持ちをありったけ、ひたすらにノートに書きつづけた。不安、焦り、後悔、色んな感情がでてきて、書きながらずっと泣いていた。

 

 

だけど、ノートの最後にはこう書いていた。
「色々書いたら少しスッキリした。誰にでも失敗はある。今日、少し前に進めた。小さくても前進。おやすみなさい」

 

 

 

この日から、私は毎日日記を書くようになった。

 

今思っていること、今日できたこと。不安な気持ちも、嬉しいことも、お金のことや仕事のこと。過去の引きずっている恋愛も、全部日記に書いた。この前気づいたら、日記はいつの間にか10冊目になっていた。

 

この日記がきっかけで、ブログを始めようと思った。

失敗した時、人はどうしていいかわからない。起きたことを何度も、何度も後悔し、自分の全てを否定したくなる。 

 

いろんなことの後悔や反省もあるけれど、実は自分もすっごく傷ついている。 だけど、当の本人は、自分が傷ついていることも、今が普通じゃないことにさえ気付けていない。

 

そうして、知らぬ間に気持ちも、やる気も、体力もどんどん無くなっていく。

全てが空回りして、全てがネタティブに。こうやって、人は1人で死ぬんだろうな。何度かそう思ったこともある。

 

 

たった1回の失敗。

それまでの人生がどんなにうまく行っていても、たった1回の失敗で人は立ち上がれなくなることがある。そのことを身を持って体験した。

 

 

会社をやめてから1年半とちょっと。もがきながらも、私は何とか前に進めた。

でも、もがきながらも、前に進めない人もきっといるはず。だからこそ、この失敗の経験をブログに書こうと思った。

 

おおげさだけど、日記があったから辛い時も前を向くことができた。今の自分には何もない。小さなことでも、0から1を積み重ねていく。毎日、その繰り返し。小さくても前進。そのきっかけが日記を書くことだった。

 

この間、たくさんの人に助けてもらった。

今度は少しでも自分も誰かの役に立ちたい。ちきりんさんの本にも書いてあったけど、人が集まる場所を作りたい。

 

 

へこんだ時や傷ついた時に、「大丈夫だよ。こうすると、ちょっとだけ前にすすめるよ」そんなことを伝えていけるブログを書こうと思った。

 

失敗した人のブログ。失敗した人や落ち込んだ人に見てもらいたいブログ。 そんなの、つまんないかもしれない。叩かれるかもしれない。前の会社の人に見つかるかもしれない。やらない理由はいっぱいある。 

 

だけど、やっぱり今、始めたい。落ち込んだ人がこのブログを見てくれて、少しでも元気になってくれたら嬉しい。失敗して同じような境遇の人に、私の経験がちょっとでも役に立てると嬉しいと思います。

 

気持ちばかりが先行し、全然何もできてない。だけど、今日、始めることで1つ前進。それが今の私の精一杯。そう思うと、ようやく書けた。

 

周りから見ると、ダサくって、かっこ悪いかもしれない。でも、それも、ありのままに全部正直に書いていこうと思います。

 

 

ブログのタイトルは「ずる休みの日記」。あはは。

 

この1年半は休養じゃなくて、ズル休み。

そう考えると、ちょっとだけ気が楽になった。私が日記に書いていたこと、失敗の中で気づいたことや学んだことを書いていきます。ちょっと笑えて、温かいブログにできたらいいなと思っています。

 

 

「誰にでも失敗はある。小さくても前進

私が何度も助けられたこの言葉が、今度はきっと誰かの役に立つことを信じて、今日からブログを書いていきます。

 

少しでも皆さまのお役に立てると嬉しいです。不束者ですが、どうぞ宜しくお願い致します。